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射楯兵主神社
射楯兵主神社
所在地 兵庫県姫路市総社本町190
主祭神 射楯大神・兵主大神
社格等 式内社(小社)・播磨国総社・県社・別表神社
本殿の様式 二間社流造
例祭 11月13日・14日・15日・16日
主な神事 一ツ山の神事・三ツ山の神事
射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)とは、兵庫県姫路市にある神社。播磨国総社で、播磨地域では濁らずに「そうしゃ」、「そうしゃさん」と呼ばれています。姫路城の中曲輪内に位置します。60年に1度の一ツ山大祭、20年に1度の三ツ山大祭が有名です。
祭神
射楯大神(五十猛尊)
兵主大神(伊和大神、大国主命)
由緒・歴史
『播磨国風土記』より、8世紀以前に飾磨郡因達里(いたてのさと)因達神山(比定地:八丈岩山、姫路市辻井・田寺・新在家)に伊太代神(射楯神)
764年(天平宝字8年)6月11日飾磨郡伊和里水尾山(姫路市山野井町)に兵主神を祭祀
787年(延暦6年)兵主神を飾磨郡国衙小野江の梛本(姫路市本町、現社殿地の北方約500m)に遷座
『延喜式神名帳』に小社射楯兵主神社(※注)とあり、927年(延長5年)までに射楯神が合祀されています。
1181年(養和元年)播磨国16郡174座の大小明神社を合祀し、播磨国総社、府中社と称しました。
1581年(天正9年)羽柴秀吉が姫路城を築城するに際して現在地に遷座。
1945年(昭和20年)姫路空襲により焼失。戦後まもなくして再建。
現在、西参道に総社御門を建立中。
飾磨郡伊和里(姫路市街地周辺)は伊和族(宍粟市一宮町播磨国一宮伊和神社の伊和大神を祀る氏族)の平野部においての拠点であったようで、兵主神は伊和大神であると言われています。
出雲系である伊和大神は大己貴神(大国主命)と同一化され、兵主神も大国主命であると言われるようになったと考えられています。
神仏習合時代には、神宮寺として般若院(般若寺)がありました。
また、播磨天台六山(書写山圓教寺、増位山随願寺、法華山一乗寺、八徳山八葉寺、妙徳山神積寺、蓬莱山普光寺)による大般若会が行われていました。
江戸時代には、姫路藩主の崇敬が篤かったと伝えられています。
境内
本殿 東殿−射楯大神 西殿−兵主大神 中央殿−空殿
中央殿が空殿であることや神饌を献ずる際に西殿から行うなどの特色があります。
摂社
恵美酒社 蛭児神社−蛭児神 住吉神社−住吉三神、息長帯姫命
琴平社−大物主神
姫道天神社−菅原道真公
長壁神社−姫路刑部神、富姫神
祖霊社−児嶋範長朝臣、維新之志士12柱、日清・日露戦争の英霊121柱
案内社八幡宮−猿田彦神、誉田別神
末社
播磨国総神殿(東播総神殿、西播総神殿)−『播磨国内神名帳』所載 播磨国16郡174座
十二社合殿
一ノ宮−兵主神荒魂
二ノ宮−射楯神荒魂
日岡社−天之伊佐々比古命(日岡神社の祭神)
角社−級長津彦命、級長津姫命
手置帆負社−手置帆負神
彦狭知社−彦狭知神
秋葉社−迦具槌神
羽黒社−倉稲魂神
道祖社−岐神
鞍屋社−保食神
柿本社−柿本人麻呂朝臣
東照宮−徳川家康公
神明社−伊勢両宮
鹿島社−健御雷之神
総社稲荷神社−倉稲魂神 千早稲荷神社 藤井稲荷神社 白長稲荷神社
粟島社−少彦名神
戸隠社−手力雄神
厳島社−市杵島姫命
祭事
非常に多くの祭事が執り行われます。主なものは以下、この他に特殊大祭礼として一ツ山大祭と三ツ山大祭があります。
歳旦祭 1月1日
初えびす祭 1月14日〜16日
節分祭 2月3日
厄神祭 2月18日、19日
氏子白幣祭 4月1日〜30日
夏越大祓式 6月30日
夏祭 7月10日、11日
霜月例大祭 11月13日〜16日
師走大祓式 12月31日
除夜祭 12月31日
霜月例大祭
播磨国総社となった11月15日を祝って行われます。姫路祭ともいます。神幸祭で神輿が巡幸します。普段は中央殿は空殿となっていますが、例大祭のときのみ、本殿大床中央に神籬を儲け、九所御霊神を祀ります。
一ツ山大祭と三ツ山大祭
一ツ山大祭は、不定期に斎行されていた天神地祗祭(神前の松原で3732座の天神地祗を祀る)で、かつて行われていた影向祭(ようごうさい、神の影向(降臨)を再現する祭礼)を踏襲したことに始まります。6月11日丁卯日に行われており、丁卯祭と呼ばれました。不定期でしたが、現在では丁卯に因み60年に1度(丁卯の年に)斎行されます。古くから、神は山やその山頂の岩や樹木を依り代として降臨すると考えられていました。それに倣って、高さ18m直径10mで5色の布を巻いた五色山と呼ばれる置き山を造り、その最上部に山上殿を設け、それを依り代として神の降臨を仰ぐのが一ツ山大祭です。神門の上に設けた門上殿へ射楯神と兵主神を移し、神門前の置き山に天神地祗を招きます。
三ツ山大祭(臨時祭)は、一ツ山大祭の臨時祭で20年に1度斎行されます。三ツ山大祭では、五色山に加え、その東側に二色山、西側に小袖を飾った小袖山が並びます。一ツ山と同じように、3つの造り山に神の降臨を仰ぎます。
一ツ山大祭と三ツ山大祭で、かつては神事の内容が異なっていたようですが、現在は同じです。5種の神事、流鏑馬、競馬(くらべうま)、神子(みこ)渡り、一つ物、弓鉾指(ゆみほこさし)が行われます。流鏑馬と競馬は吉凶を占う神事で、神子、一つ物、弓鉾指の者には依巫(よりまし)としての役割があります。このような神事は、近代以前には播磨地域の多くの神社で行われていましたが、現在はあまり見られません。神事のほか、様々な奉祝行事が行われ大祭は多くの参詣者で賑います。
三ツ山の雛型が国の有形民俗文化財、一ツ山大祭と三ツ山大祭が国選択、県指定の無形民俗文化財に指定されています。
播磨国一宮伊和神社においても一つ山祭と三つ山祭が斎行されています。こちらは三つ山が61年に1度、一つ山が21年に1度、伊和神社を囲む白倉山、花咲山、高畑山(三ツ山)、宮山(一ツ山)という実際の山において行われます。総社の一ツ山と三ツ山はそれらを象ったものであるという伝承があり、この辺りからも両社の関係が伺えます。
文化財
重要文化財(国指定)
太刀 銘 定(以下茎(なかご)磨上げ)(綾小路定利)附:韋巻柄(かわまきつか)及び茎断片
重要有形民俗文化財
三ツ山雛型
その他
石造鳥居 県指定文化財
一ツ山大祭 県指定無形民俗文化財
三ツ山大祭 県指定無形民俗文化財
三ツ山祭礼図屏風 県指定文化財
銅鐘 市指定文化財
忠国剣 市指定文化財
交通
JR山陽本線姫路駅、山陽電鉄山陽姫路駅から北東へ徒歩15分
姫路城の南東、国道2号(東行き)沿い。有料駐車場あり
所在地 兵庫県姫路市総社本町190
主祭神 射楯大神・兵主大神
社格等 式内社(小社)・播磨国総社・県社・別表神社
本殿の様式 二間社流造
例祭 11月13日・14日・15日・16日
主な神事 一ツ山の神事・三ツ山の神事
射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)とは、兵庫県姫路市にある神社。播磨国総社で、播磨地域では濁らずに「そうしゃ」、「そうしゃさん」と呼ばれています。姫路城の中曲輪内に位置します。60年に1度の一ツ山大祭、20年に1度の三ツ山大祭が有名です。
祭神
射楯大神(五十猛尊)
兵主大神(伊和大神、大国主命)
由緒・歴史
『播磨国風土記』より、8世紀以前に飾磨郡因達里(いたてのさと)因達神山(比定地:八丈岩山、姫路市辻井・田寺・新在家)に伊太代神(射楯神)
764年(天平宝字8年)6月11日飾磨郡伊和里水尾山(姫路市山野井町)に兵主神を祭祀
787年(延暦6年)兵主神を飾磨郡国衙小野江の梛本(姫路市本町、現社殿地の北方約500m)に遷座
『延喜式神名帳』に小社射楯兵主神社(※注)とあり、927年(延長5年)までに射楯神が合祀されています。
1181年(養和元年)播磨国16郡174座の大小明神社を合祀し、播磨国総社、府中社と称しました。
1581年(天正9年)羽柴秀吉が姫路城を築城するに際して現在地に遷座。
1945年(昭和20年)姫路空襲により焼失。戦後まもなくして再建。
現在、西参道に総社御門を建立中。
飾磨郡伊和里(姫路市街地周辺)は伊和族(宍粟市一宮町播磨国一宮伊和神社の伊和大神を祀る氏族)の平野部においての拠点であったようで、兵主神は伊和大神であると言われています。
出雲系である伊和大神は大己貴神(大国主命)と同一化され、兵主神も大国主命であると言われるようになったと考えられています。
神仏習合時代には、神宮寺として般若院(般若寺)がありました。
また、播磨天台六山(書写山圓教寺、増位山随願寺、法華山一乗寺、八徳山八葉寺、妙徳山神積寺、蓬莱山普光寺)による大般若会が行われていました。
江戸時代には、姫路藩主の崇敬が篤かったと伝えられています。
境内
本殿 東殿−射楯大神 西殿−兵主大神 中央殿−空殿
中央殿が空殿であることや神饌を献ずる際に西殿から行うなどの特色があります。
摂社
恵美酒社 蛭児神社−蛭児神 住吉神社−住吉三神、息長帯姫命
琴平社−大物主神
姫道天神社−菅原道真公
長壁神社−姫路刑部神、富姫神
祖霊社−児嶋範長朝臣、維新之志士12柱、日清・日露戦争の英霊121柱
案内社八幡宮−猿田彦神、誉田別神
末社
播磨国総神殿(東播総神殿、西播総神殿)−『播磨国内神名帳』所載 播磨国16郡174座
十二社合殿
一ノ宮−兵主神荒魂
二ノ宮−射楯神荒魂
日岡社−天之伊佐々比古命(日岡神社の祭神)
角社−級長津彦命、級長津姫命
手置帆負社−手置帆負神
彦狭知社−彦狭知神
秋葉社−迦具槌神
羽黒社−倉稲魂神
道祖社−岐神
鞍屋社−保食神
柿本社−柿本人麻呂朝臣
東照宮−徳川家康公
神明社−伊勢両宮
鹿島社−健御雷之神
総社稲荷神社−倉稲魂神 千早稲荷神社 藤井稲荷神社 白長稲荷神社
粟島社−少彦名神
戸隠社−手力雄神
厳島社−市杵島姫命
祭事
非常に多くの祭事が執り行われます。主なものは以下、この他に特殊大祭礼として一ツ山大祭と三ツ山大祭があります。
歳旦祭 1月1日
初えびす祭 1月14日〜16日
節分祭 2月3日
厄神祭 2月18日、19日
氏子白幣祭 4月1日〜30日
夏越大祓式 6月30日
夏祭 7月10日、11日
霜月例大祭 11月13日〜16日
師走大祓式 12月31日
除夜祭 12月31日
霜月例大祭
播磨国総社となった11月15日を祝って行われます。姫路祭ともいます。神幸祭で神輿が巡幸します。普段は中央殿は空殿となっていますが、例大祭のときのみ、本殿大床中央に神籬を儲け、九所御霊神を祀ります。
一ツ山大祭と三ツ山大祭
一ツ山大祭は、不定期に斎行されていた天神地祗祭(神前の松原で3732座の天神地祗を祀る)で、かつて行われていた影向祭(ようごうさい、神の影向(降臨)を再現する祭礼)を踏襲したことに始まります。6月11日丁卯日に行われており、丁卯祭と呼ばれました。不定期でしたが、現在では丁卯に因み60年に1度(丁卯の年に)斎行されます。古くから、神は山やその山頂の岩や樹木を依り代として降臨すると考えられていました。それに倣って、高さ18m直径10mで5色の布を巻いた五色山と呼ばれる置き山を造り、その最上部に山上殿を設け、それを依り代として神の降臨を仰ぐのが一ツ山大祭です。神門の上に設けた門上殿へ射楯神と兵主神を移し、神門前の置き山に天神地祗を招きます。
三ツ山大祭(臨時祭)は、一ツ山大祭の臨時祭で20年に1度斎行されます。三ツ山大祭では、五色山に加え、その東側に二色山、西側に小袖を飾った小袖山が並びます。一ツ山と同じように、3つの造り山に神の降臨を仰ぎます。
一ツ山大祭と三ツ山大祭で、かつては神事の内容が異なっていたようですが、現在は同じです。5種の神事、流鏑馬、競馬(くらべうま)、神子(みこ)渡り、一つ物、弓鉾指(ゆみほこさし)が行われます。流鏑馬と競馬は吉凶を占う神事で、神子、一つ物、弓鉾指の者には依巫(よりまし)としての役割があります。このような神事は、近代以前には播磨地域の多くの神社で行われていましたが、現在はあまり見られません。神事のほか、様々な奉祝行事が行われ大祭は多くの参詣者で賑います。
三ツ山の雛型が国の有形民俗文化財、一ツ山大祭と三ツ山大祭が国選択、県指定の無形民俗文化財に指定されています。
播磨国一宮伊和神社においても一つ山祭と三つ山祭が斎行されています。こちらは三つ山が61年に1度、一つ山が21年に1度、伊和神社を囲む白倉山、花咲山、高畑山(三ツ山)、宮山(一ツ山)という実際の山において行われます。総社の一ツ山と三ツ山はそれらを象ったものであるという伝承があり、この辺りからも両社の関係が伺えます。
文化財
重要文化財(国指定)
太刀 銘 定(以下茎(なかご)磨上げ)(綾小路定利)附:韋巻柄(かわまきつか)及び茎断片
重要有形民俗文化財
三ツ山雛型
その他
石造鳥居 県指定文化財
一ツ山大祭 県指定無形民俗文化財
三ツ山大祭 県指定無形民俗文化財
三ツ山祭礼図屏風 県指定文化財
銅鐘 市指定文化財
忠国剣 市指定文化財
交通
JR山陽本線姫路駅、山陽電鉄山陽姫路駅から北東へ徒歩15分
姫路城の南東、国道2号(東行き)沿い。有料駐車場あり
テーマ : 心と体にいいことはじめよう! - ジャンル : 心と身体
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